普段からドラマほとんど観ませんけど、これは面白すぎて一気に見た。トムヒ、ロキ様以外でやっときたハマり役って感じ！
ジョナサン・パインは一回関係を持った女のために体張りすぎとか、愛人好きになりすぎとか結構そこのところが引っかかる人多いみたいだけど、多分ジョナサン・パインって、たしかに女好きの面も大いにあると思うけど、自分の人生において縋るように頼ってきた人を目の前で殺されたことに対する贖罪の気持ちが、彼を突き動かす原動力としては一番大きいんだと思うけどな。
そしてジェドに対しても（もっと言うと子どものダニエルに対しても）愛してるという気持ちは持ちつつも、活動を有利に進めるためのコマみたいな扱いを同時に持ってそうなところがまたいい、というか、スパイに向いてる人だなって思う。
ジェドの拷問を見て初めて感情を揺さぶられて、全力で叫ぶところは良かったですね。
女性監督かな？と思ったら案の定女性監督で、胸がときめくような男女間の性的な雰囲気の匂わせ方とかすごく上手かったですね…スパイものだけどときめいた…そう、そしてスパイものだけどハラハラドキドキや激しいアクションシーンなどがなくて、落ち着いていてよかった。
こういう「誰も信じちゃいけないんだけど、ジョナサン・パインだけは信じたくなる」ってなる話がとても好き。
各国を股にかけた美しいロケーションも素晴らしい。こういうことはなかなか日本ではできないね…
デビッキ様はトムヒより身長が高くて顔が小さくてえ？？ってなるけど、二人が並んでるだけでもう胸がジーンとなるくらい美しい…！ありがとう！
