ドスティ

THE WIRE/ザ・ワイヤー シーズン4のドスティのレビュー・感想・評価

4.9
完走。
S3がベストだと思ったらそれを超える大傑作シーズンだった…。

コーナー・ボーイズの行く末に胸が痛い。
盗聴シーンは殆ど無く、貧困地域の学校教育の現実が描かれる。
子供は親など環境によって道が決まってしまい、救おうとする大人たちも制度に阻まれる。

プレッツ(先生すごく似合う)もカーヴァー(成長したね…)もカティ(モテモテ)も頑張ったけど、問題は根深い。
コルヴィンの件が微かな希望。
ハークはバカでどうしようもない。

ヤクがやめられないだけで誰よりも優しいバブルスが酷い目に遭い続けて本当に辛かった。
あのジェイの対応にも泣いちゃったよ…。
レスター超頼りになる。
酒に弱いバンクも心ある刑事。

最推しオマールのウィンクが堪らない。
非情なクリスにも壮絶な過去が垣間見え、怖い女スヌープ魅力的なキャラ。
カルケティを演じるエイダン・ギレンがとても良かった。

昔のストリートを知る者がまた一人殺され、新しい時代に不公平なゲームは続く。
ドスティ

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