国仲涼子の怪演が光る。
儚げで弱そうなイメージだったが、最後のシーンの鬼気迫るかのような目がなんとも恐ろしい。
細過ぎるスタイルも狂気を増幅させている。想像できるであろう真実と弱々しい姿のギャップが…
途中でお婆さんがスーツケースを見つけて悲鳴を上げるところのシーンが怖すぎて背筋がゾッとした
スーツケースの中身を知りたい気持ちは個人的にはすごく共感できる
知って背負うには重すぎるけどね...
…
社会派映画かと思いきや、いつの間にかサスペンス映画になっていた。
余談だが、「自分の意見を持ち、主張できる人はとても逞しいなあ」と最近思う。
しかしそれも行き過ぎると、ただの自己顕示欲になってしま…
池井戸作品の様に正義が勝つお話ではないけれど、真相を追求する欲求に引き込まれる感じが面白かった。
ある程度の権力者でないと、一個人の正義感なんて本当に無意味。世論を上手く巻き込んでも消されてしまうが…
食肉の産地偽装を内部告発して退職に追いやられた主人公が地元に戻り勤務することになった市役所で様々な問題に直面する話。
社会派ドラマだと思って見てたらからまさかのホラーな展開にビビッタ。ていうかホラー…