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尾根のかなたに~父と息子の日航機墜落事故~のotenbalunaのレビュー・感想・評価

3.0
事故で亡くなった方の3家族の事故前とその後の人生が丁寧に描かれていた。事故の悲惨さもとてもリアルだった。残された家族が大人だとしても辛いけど、やはり子供のうちに親を失うということはかなりキツイよね。どの家族も家族を失ったという現実を受け止め、乗り越えていくのは大変だと思ったけど、やっぱ事故の影響で天涯孤独になった光太郎が幸せになれた事が一番嬉しかった。
自分も家族もいつ死ぬかなんてわからないけど、今の状態がずっと続くと漠然と思ってしまっているから、もしもの時には備えておいた方が良いなと改めて思った。
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