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百人力執事 ~願い、かなえます~のotenbalunaのレビュー・感想・評価

4.8
毎回人が人を想う気持ちに泣かされた。亡くなった人は遺された人を想い、遺された人は亡くなった人の事を想う。人はお互いそうやって思い合って生きてるんだな。でも元気な時にはそれを伝えてなかったりする。生きてる間に気持ちはちゃんと伝えなきゃな。

話が進むにつれて、段々とドンジュやテヒの関わった人が亡くなっていって、思い入れがあるからこそ辛かった。ほんと人が元気で生きてる方が奇跡なんだよね。
1話のアン・ネサンさんの芝居はさすがで、突然亡くなった人の動揺、残された時間を自覚して願いを言うまでの様子が心打たれた。

主演2人もとても良かったし、オジオジコンビも良いキャラしてた。ビンセントおじさんは3枚目を演じながらテヒの心配をしてて、優しいなぁと思った。今思えば、落ち込んでたテヒにはああいうノリのおじさんがいて助かってただろうな。ドンジュのお父さんもお友達も良い人ばかりで、サスペンスもありながらもほんわかした気持ちになる作品だった。

イ・ヘリさんは別の作品で好きになった俳優さんだったけど、今作品も愛らしいキャラクターを演じてて、見てて幸せな気持ちにさせてもらった。イ・ジュニョンさんは繊細な気持ちの表現が上手だなと思った。初めて拝見したかと思ってたけどかなり前に観た作品に出てたと知った。その作品も面白い作品だったからまた観たいなぁ。
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