このレビューはネタバレを含みます
わたし史上最高評価シリーズの第４弾。
このシリーズにはエロティシズムが濃度限界突破で凝縮されてるんですが、正直今シーズンはまっっっっっっっっったくエロくなかった。サイコホラーに全振りで、その分当然ながらこちらの要素はかなり濃い。しかもその描き方にも工夫があって僕はがっつり騙されました。
でもやーっぱり、エロくないとダメなんよ！殺人とセックスが実は同じことであるというのがバタイユのエロティシズム理論であり、前シーズンまではそれを見事なまでに表現できていた。
エロティシズムこそがこの作品の醍醐味であり、それを何よりも期待していただけに残念でならない。性と切り離された殺人はただただおぞましい行為でしかなく、そこには何の魅力もない。
S5があるなら、それに期待。
"We didn't make the world.
And it fucked us up deeply.
But one thing we can do is decide whether we're gonna continue the cycle... or break it."
Joe
