フレッシュ・アンド・ボーンの流之助のネタバレレビュー・内容・結末

バレエ美しい！光の当っている場所に立つためには身体を痛めつけ生理現象をもおさえつけ、心もズタズタにして血を流しながらタフになっていかないと到達できないということなのか。
お金の面、人道的な麺、倫理の面、トラウマとの向き合い方などテーマがたくさん盛り込まれているが、ひたすらバレエの映像と音楽だけは美しい。
対して、現実は厳しい。
上手く行かない人間関係。
壊れた心の治し方は誰が知っている？
上手い心の隠し方は？

ロミオの役は解釈が難解。
兄が痛い目にあうのは当然として。

主人公はあまり多くを語らず身体と表情で感情などを示していくが、結局あんた何考えてるのよ？という感覚が終始抜けず。
君は今何を感じてる？の問すら拒絶しひたすら画面を真正面から見つめるラストも意味深。