このレビューはネタバレを含みます
期待半分不安半分で見たけどかなり良かった。しっかりとした原作リスペクト。尺を把握したストーリー展開は、詰め込みすぎず適度な盛り上がりと適度な捻りがあることで全体的に上手くまとまっていて楽しかった。
だいじなキャラクターであるアジョシと妹ジニの死がだいぶあっさりなのも、この簡単に命を奪えちゃう感じが寄生獣だな！っていう感覚になってすごく良かった。
6話しかないので伏線もすぐ回収されてしまうが、これもあざとすぎないで良かった。
アクションシーンも以前の日本版実写化のほうより洗練されていた感じがある。韓国は銃をバンバン使えちゃうから派手さは予測通りだったけど。
スインに寄生したハイジの、お前の脳を奪わなくてよかったという言葉がミギーと通じていて鳥肌がヤバかった。原作を愛してくれている脚本に思えた。
チンピラのガンウが良い方向に変わっていくのはやや都合がいい展開にも思えたけど、このぐらいのハッピーエンド展開があってもいいよな、って感じ。だって姉ちゃんも妹も親友も亡くしちゃったんだもんね。
でもアジョシのとこがいちばん切なかったな。間に合わないんだって感じさせる演出とか狡いと思った。
ほんで菅田将暉よ。
シンイチですじゃないよあーた！右手差し出してんじゃないよあーた！続くんですか？あーた！教えなさいよ！染谷将太がよかったよ正直ね。でもいいよねこういうの。って複雑な感情になった。
ハイジの造形がいっちゃん好きです性癖です。
