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悪魔が来りて笛を吹くのcamusonのレビュー・感想・評価

悪魔が来りて笛を吹く(1977年製作のドラマ)
2.2
原作は未読。

古谷金田一です。
石坂金田一で常連の草笛光子が主役級ですが、
箱入り娘がそのままおばさんになったような役柄との
ミスマッチが気になりました。

お話しはありがちな復讐もので意外性がなく、
犯人に対する感情移入もできず、感動が得られませんでした。
恐怖を煽る笛の音や悪魔の紋章も、
思わせぶりなだけで、真相に上手く絡んでいるとも言い難いものでした。

良かったところを上げるならば、
伯爵爺さんの若い妾が、
日本人離れした大柄な美人で、
それでいて黒髪着物が似合っていて、
なおかつスケベな感じでいいなと思いました。
中山麻里という人でクウォーターらしいです。
三田村邦彦の元妻で、中山エミリの叔母のようですね。
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