本人に気付かせないまま、リアリティ番組の主人公として、
その生活をテレビ放映するというような話。
リアリティ番組とは言え、リアルをそのまま垂れ流して成立するわけもなく、
番組の人気を保つために、隠し>>続きを読む
netflixで、たまたまサムネイルを見かけて、
30年前に、テレビ番組でおすぎ?が紹介していたの思い出して、
懐かしく思ったので見ることにしました。
不老不死の薬を飲んだ中年女性同士の
壮絶で醜い>>続きを読む
原作の良いところとして、
死神リュークの軽いノリ、主人公との軽妙な会話のやり取り、
時々見せる死神らしいブラックさとのギャップが挙げられるかと思うのですが、
本作ではその「軽やかさ」を徹底的に排除し>>続きを読む
ショッカーたちとの殴り合いの戦闘で、派手な血しぶきが飛び散る演出は、
面白いなと思いました。
作品中で、主人公の暴力・殺人に対する葛藤を端的に表す記号として機能していると同時に、
当時、幼いながらにも>>続きを読む
村上春樹の原作小説は未読。
主人公の西島秀俊は舞台役者兼舞台演出家。
その妻の霧島れいかは人気脚本家。
主人公が主に仕事の移動で使う自動車にフォーカスし、
その中や周辺で起こる
クリエーター夫婦の少>>続きを読む
前作と比較して、映像技術の進歩の甲斐あって、
空中戦の迫力も随分改善しているようですし(実はもう少し期待していた)、
ポップソングに頼った、雰囲気重視の雑な展開も改善してると思いますが、
同時に、良く>>続きを読む
やはりどうしても、同じ「シン」を冠した、庵野&樋口の前作「シン・ゴジラ」
と比較してしまいますね。
オリジナルからして「ウルトラマン」は「ゴジラ」などに比べて、
わかりやすい子供向けスーパーヒーロー>>続きを読む
第一次世界大戦中。西部戦線。
ドイツ軍の罠を察知した連合軍側の伝令役として、
突撃作戦中止の緊急伝令を最前線部隊に伝えに行く若い兵士の話。
主人公視点でシームレスにカメラを回し続ける手法は、
戦争映>>続きを読む
70年代も後半の作品ながら、
ここまで「昭和」が感じられる作品とは、ちょっと予想外でした。
福岡県苅田町から殺人事件が始まるのですが、
個人的に一時期仕事の都合で苅田町に頻繁に出張していたので、
と>>続きを読む
英語がわからない日本人の私から見ても、
ドイツ人が英語をしゃべってるのにはかなりの違和感があるのだけど、
これに関して向こうの人たちは平気なのでしょうかね?
それはそうと、しゃべっている言語を除けば>>続きを読む
梶芽衣子が演じる主人公が、
自分を陥れた男たちへの復讐を果たすために刑務所から脱走を図るも失敗。
その後、看守や女囚人からのリンチはさらに激しくなっていく・・・という話。
裸の女囚人たちを鉄骨階段の>>続きを読む
加藤剛の出番は後半の演奏会を除くと数える程度で台詞も少なく、
主演は丹波哲郎。これは意外でした。
時間を計ったわけではなくて、正確ではないのですが、感覚的に、
前半の前半:警察老若コンビ、丹波哲郎と>>続きを読む
ヴァイオレンス映画と呼ばれるものは数多くあれど、
緊張感を演出するため、または、派手なアクションを演出するための
お手軽選択肢としての暴力であることが多いと思われます。
そういう意味で、本作における>>続きを読む
本作は、新興企業が先進的な取り組みとして導入したシニア向けインターン制度に、
会社をリタイアした男が採用されて・・・というような話です。
当該企業は、若い女性社長が起こした新興WEBアパレル企業と、>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
この作品に対して、「世界は贈与でできている」の著者が、
主人公少年が人に与えてもらってないのにもかかわらず、
人に与えてしまったから死なざるを得なかった、
という謎の解釈をしているのに違和感を持ち、見>>続きを読む
多くの人が指摘していますが、その御多分に漏れず、
原作の石神に比べて、堤真一は二枚目過ぎてミスキャストじゃないかと思いましたが、
なかなかどうして、風采の上がらない数学教師役をよく演じていて、
最後>>続きを読む
原作の短編小説「あなたの人生の物語」は、やや技巧的に過ぎる面がありながらも、
それなりに尖っているし、狙いは明瞭で、無駄な描写はほとんどなく、
個人的には、それほど大きな感動は得られなかったけれど、>>続きを読む
沖縄現地で米軍の上陸を阻止するために作戦を練る上級軍人、
作戦を実行する下っ端軍人、大本営、現地の政治家、疎開する児童、
学徒動員された学生、野戦病院に動員された婦女子、
様々な人を巻き込んだ沖縄決戦>>続きを読む
ハーレクインとかいうイカレタねーちゃんの映画だと思って見始めたわけですが、
敵と戦うための囚人選抜チームの一人という位置づけで、
見た目で一番存在感はあるものの、がっつり主役というわけでもない。
実際>>続きを読む
タイの天才女子高生が、カンニングでお金を稼ぐことを覚え、
しまいにゃ、世界をまたにかけたカンニングにまでエスカレートするという話。
個人的には、テンポが少し遅く感じて、いまひとつ乗り切れませんでした>>続きを読む
原作となるビデオゲーム「サイレントヒル」は実は未プレイ。
その後のシリーズについては、
「サイレントヒル2」はほぼリアルタイムで購入して、
マルチエンディングのうちの1つのエンディングは経験済み。
「>>続きを読む
大衆向け商業娯楽作品なので、細かい難癖をつけるつもりは毛頭ないのですが、
全体的に作品のクウォリティが低いような感じがして、
80年代当時とは言え、よく成功したものだなと思ってしまいました。
まあ、で>>続きを読む
公開当時はまったくノーマークでしたが、
コロナ関連で先見の明があったと話題になっているようなので、
視聴してみることにしました。
感染発生の2日目から始まり、
日を経過するごとに、感染が広まる様子、>>続きを読む
結構な話題作だったので、見てみることに。
バットマンシリーズの予習として「ダークナイト」だけは見ている状況です。
バットマンシリーズに詳しくないのですが、
バットマンの悪役ジョーカーが、悪役ジョー>>続きを読む
ネイティブアメリカンが住む、雪に閉ざされた村で起きた殺人事件の話。
「ウィンド・リバー」とはワイオミング州の地名(山脈名、インディアン居留地名)です。
いわゆるインディアンと聞くと、まずはステレオタ>>続きを読む
フランスの時代もの。
主人公の女性画家が、雇われて孤島に出向き、
お屋敷に住むお嬢の肖像画を描くという話。
屋敷は海にほど近く、東尋坊のような崖がありつつ、
広い砂浜もあるというちょっと不思議な地形>>続きを読む
映像の精緻さ、ディーテールへのこだわり、
次が読めない展開など、
アクションエンターテインメントとして、
緻密に計算された穴のない作品。
内容としては、
・ジョーカーの神出鬼没のキチガイっぷり(アク>>続きを読む
クリント・イーストウッドがボクシングジムの老経営者役。
ウエイトレスのバイトで身銭を稼ぐ30代の女ボクサーが、
強引に弟子入りを請い、
イーストウッドもついには折れるという流れ。
おそらく、終盤の展>>続きを読む
原作小説既読。
話の筋としては、おおむね原作を踏襲しているのですが、
最終盤の展開、人間関係が改変されていて、
原作で最も感動が得られるであろう場面のインパクトが、
かなり弱くなってしまったと思いま>>続きを読む
森村誠一の原作は未読。
これのテーマ曲を、今、思い出そうとしているのですが、
「♪男はオオカミ~」のアートネイチャーの歌が邪魔してなかなか思い出せません。
四半世紀の間、一度たりとも思い出すことのな>>続きを読む
人魚は一般的に上半身が人間、下半身が魚なわけで、
さすがにそこを逆にするようなことはしないまでも、
長さのバランスがおかしなことになってます。
体長の3/4が魚で、ウナギのような形態になっていて、>>続きを読む
過剰演技もここまで来るとミュージカルとして捉えられなくもないですね。
序盤、学園での新入部員勧誘活動のシーンで、
実際にミュージカル調になるところがあって、
これは、この映画の見方のヒントなのかなと思>>続きを読む
男女一組の出会いから別れまでの500日を描いた作品。
特別な事件が起きるわけではありません。
男性から見てちょっとエキセントリックな女性との関係が、
出会って、気持ちが近づいて、でもすれ違って、溝は埋>>続きを読む
原作小説「All You Need Is Kill」は既読。
原作小説が、使い古された退屈な設定を使っても、
アイデア次第で、こんなに新鮮な感触が得られるものなのか…
という種類の作品なので、
原作>>続きを読む
原作「坊つちやん」既読。
最近原作を読んで面白かったので、映像化作品も見ることに。
中村雅俊版。
過去に何度も映像化されているようですが、映画版としては最新版のようです。
米倉斉加年の赤シャツだけは>>続きを読む
1940年代後半にアメリカ自動車業界に話題を巻き起こした
タッカーの伝記的作品です。
いい映画だと思うのですが、今一つ燃えないのは、
敵が、すべて小役人、小物臭が強くて、しょぼいところですかね。>>続きを読む