前作で、ゴラムを愛でる作品になりつつあると言ったのですが、
早速、ゴラムの若き日の姿まで描く始末!
さすがに調子に乗りすぎだろと(笑)
本作も相変わらずゴラムが大活躍でした。
映像のスケールの大きさ>>続きを読む
独特のケバケバしさと、毒々しさと、特撮セット感のある手作り感と、光輝く玉や弓の映像効果の組み合わせ。嫌いではないです。当時のPVの内容はあまり覚えてないのですが、英語の歌が流れてたのは覚えてます。それ>>続きを読む
ファイル共有ソフト「winny」の開発者が著作権法違反幇助の容疑により、逮捕されたwinny事件をテーマにした作品。
私自身は「winny」を使用したことはないので、それに関するディテールで懐かしさ>>続きを読む
ロケーションの多彩さ、合戦シーンの規模の大きさ、映像密度の高さ、色彩の鮮やかさ、錚々たる役者陣などを見るに、お金をかけて、きちんと作っているなと思いました。
北野流バイオレンスと多少のユーモアを戦国>>続きを読む
架空のロシア出身バンドが、アメリカに渡って、一旗、一儲けをめざすというコメディ。
バンドメンバーたちの極端にとんがったリーゼントと革靴が特徴的で、見た目からしてベタベタなコメディで、事実そうなのです>>続きを読む
アイルランドに古くから伝わる民話にもとづいたおとぎ話です。
アートスタイルが目を引きます。風景や人物の大胆なデフォルメと、選ばれた描線。特に黒の使い方が印象的です。とかくアニメーション作品は明るい色>>続きを読む
1991年。ロサンゼルス郊外サウス・セントラル地区で、15歳の黒人少女が1.75ドルのジュースの万引きを疑われて、代金の2ドルを握ったまま、店主に銃殺された事件がありました。本作は、殺された黒人少女の>>続きを読む
原作の医療ノンフィクションは未読。原題は「Awakenings」。邦題は詩的でさわやか過ぎて、個人的には今一つ。岸田智史の「きみの朝」だよが頭に流れてしまうようなイメージ。飾りのない原題の方が、内容に>>続きを読む
まず、作画は素晴らしいと思います。とは言え、テレビシリーズでも十分素晴らしかったので、そこは「期待通り」どまりですかね。
主人公の乙骨憂太が思った以上に地味キャラでした。
本作は、虎杖、釘崎、伏黒>>続きを読む
あらすじ
夏休みの林間合宿を控えたある日、雄英高校メンバーのデクとオールマイトは、ある人物からの招待で巨大人口移動都市“I・アイランド“を訪れる。ところが科学者の英知が集結したこの島を犯罪者がハッキ>>続きを読む
まずは冒頭。すでに公開済みのこれまでの劇場版のまとめ+パリ回復攻防戦。見慣れていて、もはや新鮮味はないはずなのですが、やはり劇場の大画面で見ると迫力が違います。今まで聞こえてこなかった音も聞こえてきま>>続きを読む
大雑把に言うと、ジブリ映画のクオリティで、ドラゴンボールの戦闘を再現したような作品です(ドラゴンボールのアニメをちゃんと見たことがないのであくまでイメージですが)。
主人公が魔女の宅急便のジジ(黒猫>>続きを読む
映画公開当時はプロモーションが盛んで、竹宮恵子画の金髪赤目でヘッドホンを装着した中性的な人物画とダ・カーポによる主題歌が強く印象付けられています。と言っても、当時小学生だったこともあり、劇場に行って作>>続きを読む
18世紀初頭イギリスに実在したアン女王とその側近をモデルにして、2人の側近女性による側近頭の地位を巡る争いを描いた作品。
同監督による「籠の中の乙女」、「ロブスター」は、すでに鑑賞済みで、それらでは>>続きを読む
大人にとって子供時代の懐かしの流行りものを集めた20世紀博がオープンすると、その懐かしさが、世間の大人達を魅了することに。次第にエスカレートして、大人達が子供返りしてしまい、仕事を放棄するようになり、>>続きを読む
私にとってのこの作品は、廃墟での草薙素子による対多足戦車単独戦闘シーンに尽きます。自分は一体何者なのか?という疑問にとり憑かれ続ける鬱屈、答えを追い続ける孤独、解放への僅かな望みをかけた無謀行為。手足>>続きを読む
原作漫画は未読です。劇場鑑賞。
機械に人間が排斥されるとか支配されるとか、ロストテクノロジーだとか、ディストピアSFにはありがちな大枠なのですが、世界観を構成するディテールの描写に徹底的にこだわって>>続きを読む
京極夏彦の原作小説は未読です。
近未来。個人の行動がリアルタイムで監視される過度な情報管理社会。通信手段を介したコミュニケーションが支配的になり、人と人とがふれあう機会が少なくなっているという世界設>>続きを読む
主要な登場人物は以下の3人です。隠遁生活をしている往年の大女優。そのドキュメンタリーをつくろうとしてインタビューをするおっさんP(小さな映像製作会社の社長らしい。プロデューサー兼ディレクターか?)。お>>続きを読む
ファッション誌のカリスマ編集長のアシスタント(秘書)に就職した女性主人公が仕事に恋に悩みつつ奮闘するという話。
テンポがよいし、キャラクターもわかりやすくて魅力的。かなりオーバーな脚色があるだろうと>>続きを読む
(以下、多少のネタバレありです)
冒頭からピンクで統一されたファンシーな部屋を訪問した男に、顔だけの大写しでいろいろと講釈を垂れていたババアが、カメラが引くと、よりによって全裸ハイヒール!脂肪ぶよぶ>>続きを読む
こうの史代による原作漫画は未読です。
戦時の廣島、呉の情景を、細部にわたって再現した力作です。
悲劇に襲われても、立ち止まって悲しむ暇もないまま、生きるために前に進むしかない状況が伝わってきました>>続きを読む
まずは、なんと言っても、絵が素晴らしいです。背景、人物ともに水彩画の風合いの手書きです。境界線の明確化と色彩の単純化、つまりは塗り絵の絵柄が、いわゆるアニメ絵の特徴なわけですが、それを崩す挑戦を老舗ジ>>続きを読む
私は「風の谷のナウシカ」から「紅の豚」までの宮﨑作品は、よく見ていましたが、「もののけ姫」以降の作品は見ていませんでした。「紅の豚」までで1周やり尽くして、2周目に入った感が強くて、ごく自然に、もう見>>続きを読む
変態ウッディだけじゃなく、オリジナルも知らないといかんよなと思い、今さらながら見ました。
ウッディは、もっと落差があるのかなと思ったら、案外悪い奴だったです。悪巧みをするときのワルイ目付きは、ジャッ>>続きを読む
今まで見てきた劇場アニメ作品の中でも、完成度は高いと思います。
作画が素晴らしいのはわかっていましたが、
ストーリー展開に無駄がなく、後半になるほど、没入できます。
類似のアイディアを持つ作品が相当>>続きを読む
SFギャグバイオレンスアニメの金字塔。
超怪力女子高生A子と、美人金持ち陰険お嬢のB子とが
天真爛漫我が儘女子高生のC子を取り合って闘うハチャメチャアクション。
これに、何故か、壮大かつ深刻な宇>>続きを読む
原作漫画は未読。テレビシリーズは未視聴。
原作者の高橋留美子の作品は、
「めぞん一刻」の大ファンで、
「らんま1/2」は連載当初は結構好きで読んでました。
「うる星」は、たぶん1巻のみ人に借りて読>>続きを読む
戦闘シーンは相変わらず、質が高く、
冬の古城を舞台にした攻防も雰囲気があって面白かったです。
一方、ドラマの方は、飛躍が大きく、
シックリとつながって、心にストンと落ちる感覚がなかったです。
登場>>続きを読む
冲方丁による原作小説は未読です。
近年ではむしろ珍しい、真っ正面からサイバーパンクなSF。
売春を生業とする少女が主人公。
相棒は武器に変身できる金色の鼠ロボット?生命体?
美麗な作画とダークな>>続きを読む
アルツハイマーを患った元銀行員のお爺さんが主人公。
銀行員らしく堅物で、顧客に対して融資を断るシーンから始まりますが、
これが、実はお爺さんの頭の中の在りし日の幻影。
ハッとさせられました。つかみはO>>続きを読む
原作はほぼ未読です。
学生時代、ビッグスピリッツを読んでいたときに、
原作漫画が連載されていたのですが、絵柄があまり好きでなく、スルーしてました。
文字よりも絵で紡いでいくタイプの作品ながら、かなりク>>続きを読む
人形アニメーション短編。台詞なし。(読経のみ)
見る前はもう少し人形浄瑠璃的なものを想像していたのですが、
思った以上に、東欧の人形アニメーションの影響を受けているなと思いました。
(調べてみるに、>>続きを読む
公開当時、今と比べると随分とテレビを見ていたと思いますが、
今田耕司はじめ吉本芸人が声優で出演しているにもかかわらず、
テレビでの広告を目にしたことがなく、
作品の存在自体知りませんでした。
テレビ>>続きを読む
服の下に大きなたまごを抱え込み、
妊婦のようにお腹を膨らませた少女が、
人のいない古いヨーロッパ風の街並みの中をひたひたと走る様子を、
ひたすら追っていく、前衛的な作品。
少女は白い長い髪で、
キュ>>続きを読む
前作の第3章で、戦闘以外の描写に重心が移ったので、
本章からこれまで進まなかったストーリーが、怒涛のごとく動き出すかと思えば、
また、戦闘シーン中心のこれまでの調子に戻ってしまいました。
ストーリー>>続きを読む