シーズン１から一気に見ました。製作費とスケジュールの関係で打ち切りになったことを知りつつ、あまりにも面白くて途中で止めることが出来ませんでした。
連続殺人鬼の心理を分析・分類していく過程（シリアルキラーという名称も誕生していく）が実に面白く、特に犯罪者とのインタビューはスリル満点で、互いの腹を探りながら相手を操って本音を引き出そう（あるいは自分の話を信用させよう）とするやり取りにはゾクゾクさせられます。その一方で全国行脚や犯罪捜査の日常の退屈な繰り返しをユーモラスに描写したり、それぞれの私生活で抱える悲喜こもごももメインストーリーと絶妙に絡めながらサイドストーリーとして並行していく見事さ。メインキャスト（特にフォードとテンチ）もとても魅力的でした。
このキャストで続きが見れなかったことは大変残念ですが、ここまで見れて満足です。
