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馬医のcobossのネタバレレビュー・内容・結末

馬医(2012年製作のドラマ)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

面白かったので、50本一気見。とは言っても2週間ぐらいはかかったが。儒教の影響で人体にメスを入れることが忌避された時代に、馬医の経験をもとにガンガン外科手術をしちゃうお医者さんの話。
服装的に李氏朝鮮のころなのだと思うが、14世紀から20世紀直前まで続いていたので、たぶん後ろの方なのであろう。とにかくこのお医者さんが現代の医者が転生したみたいな感じの医療知識の豊富な方で、無いのは手術用具と抗生物質とX線だけ、という勢いで切りまくるのであった。しかも抗生物質なくても煮沸と塩湯で感染防いじゃうし。しかしいくら天才でも、ろうそくの明かりでは手術は難しいのでは。手探りで全部切ってたのかのう。
李氏朝鮮時代の身分制度にも詳しくなれます。両班・中人・常人・賤民という感じで、馬医は賤民だが人間医者は中人、医女は賤民らしい。李氏朝鮮時代も最後の方になると、身分がお金で買えるようになり、人口の70% が両班になっていたそうな。じゃあもうちょっと前か。いま Wikipedia を見たら 1625年 - 1697年と書いてあった。
王族の皆さん、病気かかりすぎ。
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