rokurot

全裸監督のrokurotのレビュー・感想・評価

全裸監督(2018年製作のドラマ)
3.4
1話

どういう人間なのか
どうやって営業スキルを身につけたか
どうやって落ちぶれたのか
どうやって性の世界に目覚めたのか

その全てがこの1話のシナリオに
小気味いい無駄と共に表現されている

短い柱の連続
一切のためらいのないSEXシーン
金をかけた美術
なにより山田孝之の演技

誰もが興味があって
世界的にエンターテイメントに
できなかったジャンル
エロスの世界

2話

どうやって勢力を伸ばすのか
なぜスイッチが入ったのか
入口でしかないけど
のし上がるまでのプロセスがある
そして、警察を巧みに避けながら
大きな敵と向かい合う

なにより今回も引きがいい
警察に捕まれたら
振り払うよな
逃げ続けるよな
最後が本当に良かった

3話

捕まる工程から
2話で逃げさせてるから
そうなるよな
前2話よりやや弱かった
村西に惹かれる女がよくわからない
駅弁売りの駅弁シーンは
エモーショナルだけど
ロマンティックすぎて少し冷める
そこだけ無理やり綺麗な話
興醒めする
歌舞伎町に居を構える
仲間たちが集まる
初めての監督演出
絶賛してたけど
凄さがよくわからない
ストーリー性を持ち込んだと
言いたいんだろうけど
目に見えていいとは感じなかった
これから逆襲が始まる
そんな3話目

4話

いよいよアダルトビデオを
本格的に作り出す
しかし、ポセイドン企画が壁になる
ポセイドン企画が邪魔をしてるのに
気づき、鬱々としてる女優を引き抜く

こっちの駅弁の方が面白い
擬似だとぎこちないから本番で
というのは、恐喝にあたるが
性に対して、開放的になる女優
演技がすごい。面白かった。
エンターテイメントは
そういうリアルの下にあるのかもしれない
そして、覚悟のない欲望ってつまらないと思うわ。いい台詞。
逆境に陥れられる4話

5話
まだまだ逆境かよ
しかし、黒木香は凄かった。
あの映像表現だけでもこの話は
価値がある。
物語の展開的に、この5話で少し光が欲しかったが、なし
次に続く

6話

いや、ハワイはなー
なんか日本の作品なのに
ハワイかーという気持ちからスタート
正直、この6話は盛り上がりに欠ける
細かい描写も
ハワイの警察
アメリカ人
公衆電話からの国際電話
FBI
嘘っぽくて
辛かった
事実に基づいていても
もう少し何かあったんじゃないか
んー、5話から続く逆境は
そろそろつかれてきた

7話

1番のシーンは
歌舞伎町の裏側が知れたところだろうな
國村さんが怖い、恐ろしい
しかし、ここは他の作品にもある
それ以外は普通
なんとか金策して、解放させる
もう7話だ
あと1話しかない
三話ぶん盛り上がりに欠ける

8話

都合が良すぎる
綺麗に話をまとめた
次回作があるんだろう
ストーリー的には通常

俳優の演技とアダルトと村西とおる

この3つで成り立っているドラマだった
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