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高い城の男 シーズン1のGeorgeKaplanのレビュー・感想・評価

高い城の男 シーズン1(2015年製作のドラマ)
3.4
PKディック原作のドラマと聞いて配信前から楽しみにしていたが、英語がことのほか難しくなかなか見終わらなかった。
菅笠、切腹、大臣のオフィスの障子、カタコトの日本語と、日本イメージの完成度は相変わらずだが、パラレルワールドの1960年代をそれなりに楽しむことができる。
バーで歌われる日本語混じりのスキータ・デイヴィス 「End of the World」や、なんといってもオープニングのロジャース&ハマースタイン「エーデルワイス」の選曲がにくい演出。劇中映画と同じく、パラレルワールド(=私たちのいる世界線)から流れてきているのか、消えゆく祖国を想うメロディーが共鳴する。(『サウンド・オブ・ミュージック』ではオーストリアだが作中ではアメリカがナチスに侵略される。)
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