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Giri / HajiのKのネタバレレビュー・内容・結末

Giri / Haji(2020年製作のドラマ)
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このレビューはネタバレを含みます

前半と後半で評価が変わりすぎてスコアがつけられない。

スタイリッシュな映像、拡大する文脈にワクワクしながら見始めて、回を重ねるにつれて更に色々謎設定が積み重なって、このgiri hajiっていうタイトルはなんだろう…とか思い始める

中盤このペースで今迄の全てを回収して終われるのか疑問を持ち始めたが、
いよいよ完走間近になって突然、皆が踊り出したので驚いた…と言うか呆れた。
死人も飛び出してのギリハジコンテンポラリーダンスである

呆れたのはダンスが出てくるのが前衛的だからとかでは無い、
広げた物語や題名を回収しきれず、ダンスで誤魔化すと言う無理筋にだ。

残り僅かな尺でさも義理と恥と欲情や欲望の間で逡巡しているかのようみせるために、主人公には視聴者には計り知れない心の深淵があるかのようにアリバイダンスを踊らせつつ題名にもアリバイを作る構造だった。

窪塚君は良かった、窪塚君はもっと作品に恵まれるべきだと思う。
他の俳優さんたちも良かった、平さんだって良かったが、台本は途中で失速したとしか思えない、最初に話を広げ過ぎ、途中でseason2の芽が無くなったので慌てたのかもしれない。だからと言ってダンスでまとめられても…って感じ。
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