The 100/ハンドレッド ファイナルシーズンの16の情報・感想・評価

エピソード16
最後の審判
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サメちゃん

サメちゃん

このコメントはネタバレを含みます

まず、このドラマを最初から最後まで同じキャスト・声優さんで完走してくれたことに感謝します。 最後にもう一度レクサが出てきて泣いた。彼女がクラークにとって最も深く愛した人なんだな。 エモリとマーフィには幸せに生きて欲しかったけど、最後に2人だけの世界を過ごすのは2人らしくて良かった。シリーズを通して変化してきたマーフィを見ていたから、やなやつだったけどやはり悲しい。 レイヴンレイエスは諦めない。一番大切な人誰かと思ったらアビーなんだ。結局は暴力、そして戦争。これが人間。 オクタヴィア、リンカーンを愛し、失い、ブラドレイナに墜ち、ホープとの時間を経て愛のために誰かを守るために戦うことを知る。戦い続けてきた彼女が戦わないことを解く。彼女はこの物語で最も波乱で最も大きく成長したと思う。 人類補完計画みたいなものなのかな? そうか、クラークは審判に落ちた判定だから超越できなかったんだね。ピカソはいるんか!犬が死ななくてよかった…。苦労はわかるけども、散々人類を振り回してきたクラークが超越できずに地球に留まるのは納得のいく結末だった。 と、思ったらエーー!?何人か地球に残っとルーーー!?子供も残せないからこれがほんとに最後の人類になるんだ。仲間思いな仲間を持ったな… 結局クラークには共感できないしクラークが最大の悪であったとは思う。自分で好きなキャラを見つけて、(私の場合は賢くて芯の通っているモンティとディオザ)そこを中心に見るのがいいね。クラークとアビーにはうんざり。 これは人間と愛の物語。この作品を通じて、元々戦争とか歴史とかに全く興味がなかったが、そういうニュースを目にすると自分の中で少し考えられるようになった。このドラマはキャラクター一人一人が深く解釈されていて、キャラの序盤から終盤まで筋が通っているので見ていて気持ちがいい。ストーリーの合理性や脚本家の都合にキャラが左右されてない、本当にキャラが生きているようだ。別の作品でジャスパー役の方が普通に演じてるのを見て泣きそうになった。 長い長いシリーズで終わり方に賛否両論はあるかと思うが、これはこれで綺麗に終わって良かったと思います。