ししまる

ライン・オブ・デューティ シーズン6のししまるのレビュー・感想・評価

4.4
◼️概要
2021年に英BBCで放送された、職務(LineOfDuty)を逸脱した警官を調べる腐敗特捜班(AC12)を描くクライムサスペンス第6シーズン。今回の調査対象はジャーナリスト殺害事件の捜査を指揮しているヒルサイドレーン署の殺人捜査班(MIT)のジョアン・デビッドソン警部。MITにはAC12からフレミングが異動していたが、別の警官がデビッドソンの行動を不審に思いAC12に密告する。前シーズンで警察学校に合格した犯罪組織のライアンがMITに配属される。
◼️キャスト
警部補スティーブ・アーノット:マーティン・コムストン、警部補ケイト・フレミング:ビッキー・マクルーア、警視テッド・ヘイスティング:エイドリアン・ダンバー、警視正パトリシア・カーマイケル:アンナ・マックスウェル・マーティン、警部ジョアン・デビッドソン:ケリー・マクドナルド、巡査ライアン・ピルキントン:グレゴリー・パイパー
◼️メモ
記録的な視聴率で、最終話は英国で1280万人が生視聴。劇中で一番偉いフィリップ・オズボーン(オーウェン・ティール)は「警視監」と訳されているが「Chief constable」なので「警察本部長」とした方が分かりやすい。シーズン5から登場したシンドワニの肩書は「警視総監」から、シーズン6では原文に忠実な「警察・犯罪コミッショナー」に変わっている。オズボーンから辞任に追い込まれるので、警視総監だとおかしくなる。原文の「Police and crime commissioner」は公選の公安管理官を指す。
◼️感想
シーズン1以降の登場人物が何人も再登場するし、新キャラも出てくるから複雑極まりない。情報量多すぎて、時には停止して過去作を調べたり。しかし複雑、地味でも展開はスリリングで、まさに目が離せない。ラストはもっと大物にしてほしかったけど。看守のババアやっと捕まった。
このシリーズ、1シーズン5話~7話とコンパクトだけど1話当たり57分~88分あるので、体力奪われる。シーズン7は噂だけで公式発表なし。2年おきに新シーズンが放送されるパターンが多いが、23年はシーズン7来るか?
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