1908年のメキシコ。イサベルとフリオは、メキシコ市の駅から同じ列車に乗り合わせる。イサベルは帰郷のため、フリオは失踪した双子の妹を捜すための乗車だった。イサベルは、ホテルオーナーの娘である。フリオの妹は、偶然にもそのホテルでの仕事中に、突然失踪したのだった。ホテルに到着したイサベルには、母親の強引な薦めで、腹黒いディエゴとの婚約が待っていた。一方、妹の行方を捜すフリオは、ホテルにもぐりこみ働き始める。アンドレスという同僚の友人を得たフリオは、彼に助けられながら妹の消息を追う。そんな矢先、ホテルの周辺で殺人事件が起こり、辣腕刑事のアヤラが派遣されてホテルにやってくるのだった。