Ayumi

セックス・エデュケーション シーズン1のAyumiのレビュー・感想・評価

4.0

オーティスがたびたび言う「人のことは気にしなくていい」っていう言葉、このドラマのいちばんのメッセージだと思う。同性愛、スクールカースト、貧困、親からの抑圧。それぞれ人の目線を気にして、悩むのだけど、エピソード5のように他人を助けられる登場人物たちがまぶしい。

メイブの人物造形がすばらしい。家庭環境によって正当に評価されないが秀才で、他者のために動くことができるほど親切で、感情を素直に表すことができない不器用なところがある、複雑なキャラクターをエママッキーが魅力的に演じている。

ルビーから助けを求められたとき、自ら「cockbiter」と呼ばれた経緯にふれて、「誰もこんな目にあうべきじゃない」って言ったこと、すごく共感した。
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