ピロン

ハンムラビ法廷のピロンのレビュー・感想・評価

ハンムラビ法廷(2018年製作のドラマ)
4.3
何か事件が起きた時、成功や解決して終わるドラマが多いのに、これはほぼ失敗で終わる。でもその失敗から成長する何かが必ずある。片方の主張だけではなく、双方の言い分をよく聞かなければならない。正しいけれど、それを通すことは難しい。年功序列、男尊女卑、パワハラ、裕福と貧困、エリートと凡人、色々な社会が渦巻く中、若者の新しい風、考えず感情で行動する無謀さや大胆さがぶつかり合い、見るものにも何かを残す。私はこの話がとても好きだ。刑事裁判とは違う民事裁判なのでより身近に感じ感情移入してしまう。とても面白かった!
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