ロボットマン

GOTHAM/ゴッサム ファイナル・シーズンのロボットマンのレビュー・感想・評価

3.6
いよいよ出歩いただけで死にそうなゴッサムシティになったファイナルシーズン。
シーズン1から5までで、ペンギンやリドラー、ジョーカーやラーズ・アル・グールなどバットマンお馴染みのヴィランたちが登場しまくったけど、バットマンでやるべきストーリーをジム・ゴードンが代わりにやってるだけという、バットマンが誕生する前のゴッサムというそもそものコンセプトは何だったのかと感じてしまう。
結局裏切り裏切られ…という同じような事の繰り返しに時間を使った中身の薄いドラマだった。
キャラクターはなかなか良かったので、ペンギンやリドラーたちがドラマオリジナルの悪の重鎮たちを下剋上していくようなゴッサム版ブレイキングバッドみたいな作品だったら自分としては面白くなっていたと思う。
バーバラが終盤になるにつれ魅力的なキャラクターになっていって、毎シーズン髪型が変わるのも好き。
どのバットマン映画にも繋がらない世界線のゴッサムシティだけど、エピローグでありプロローグな最終話のバットマン登場にはテンションが上がる。