原作ファンです。
1話のクオリティと主演のふたりの雰囲気がすごい良くて、録画スタート。
原作ではコマの外にいた人物の表情まで映し出すカメラワーク。
(それでいて「ああそんな顔して聞いてたのか〜」と合点の行く演技！)
ケンジの乙女っぽいけどやりすぎない仕草の匙加減にもいちいち感動した。
原作より「ふたりは愛し合ってるよ」「ふたりは幸せに暮らしているよ」って部分を強調して描いてる印象。
「ひょんって何？」のアドリブシーンも微笑ましかった。
でもずっと観てると、だんだん細かい違和感が。。。
1話が良すぎて自分の中の期待感が大きくなりすぎたのかも。
佳代子さんの接し方の空気感、これ「母さんも佳代子さんみたいに受け取ってくれたら……」ってならなくない？
初対面の家の中、ただのギャグシーンにされてしまった……。
志乃さん、前髪有りなの？めっちゃ年相応のような。チーママ感はどこへ。
お母さん、すごく優しくてあたたかいし思慮深そう……原作の間欠泉みたいな危なっかしさ、無いなあ。
年齢感は違うけど、佳代子さんとお母さんの空気感が原作と逆！って感じちゃう。。。
小日向さんにぐらっとくるエピソード、そこは個室にしてほしいし、まとめて欲しくなかったよ〜〜！！！
等等！！！！
うーーーーん！！！！！
「尺が」「映像としては」とか制約はたくさんあるんだろうけど。
さりげない部分をすっとばして、ざっくりと筋をなぞられてしまうとキツいなって思ってしまう。。。
よしながふみさんの漫画は出来事自体より、そのディティールの細かな描き方に魅力を感じているので、うーーーーん！！！！！
男性に比べて女性のキャスティングや作り込みが手薄な……。。。
志乃さんとか佳代子さんとか、女性キャラが本当に素敵な漫画なのに。。。。
うーーーーん！！！！！
もどかしいけど、主演のふたりに希望を託して最後まで観ちゃうんだろうなぁ。
だんだん楽しみでは無くなってきた。。。
