おらが春

ウルトラセブンのおらが春のレビュー・感想・評価

ウルトラセブン(1967年製作のドラマ)
5.0
初見時は小学生だったが、そこからしばらく経って大人になった今でもめちゃくちゃ面白い作品。
前作の『ウルトラマン』よりも想定した視聴者層が上がってるんだな、というのを如実に感じる。「宇宙人の侵略」をテーマにすることで間接的に冷戦への批判を描きながら、1つメッセージを込めていく、というところに、「誰でも楽しめて考えさせられる『子ども番組』を作っている」という気概を感じた。

特に好きな回は、
「ダーク・ゾーン」
「狙われた街」
「必殺の0.1秒」
「盗まれたウルトラ・アイ」
「勇気ある戦い」
「セブン暗殺計画」
「ノンマルトの使者」
「第四惑星の悪夢」
「円盤が来た」
「ダン対セブンの決闘」
「史上最大の侵略」
...と挙げたらキリがないくらいたくさんある。

もちろん現行のウルトラシリーズも大好きではあるが、あれだけ色々なことができてかつ半世紀を越えて続くシリーズになった理由として、「ウルトラマン」「ウルトラセブン」の存在は本当に大きいと思う。
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