このレビューはネタバレを含みます
なんか最近人生で一番真剣にウルトラマン見てます。小さい頃に初代とセブンはビデオで見てましたが、ここからは完全に未知の世界。
なんか怪獣があまりカッコよくない。名前もヤドカリンやらマグネドンやらなんか投げやりな感じ。ただ、ドラマパートが面白いシリーズでした。
ウルトラマンもやたら苦戦するし、その結果マットは解散の危機に何度も陥るし、割と人死にによるビターエンドも多いし、なんかそれがすごい良かった。
【お気に入り】
1話 怪獣猛進撃
初代を見終わってすぐに見始めましたが、なんか顔違うな。調べてみましたが初代とは別人なん?じゃあ「帰ってきた」って何?概念的な話?
2話 タッコング逆襲
ある程度追い詰められないと来てくれないいけずなウルトラマン。その設定を説明するのに「ゴウヒデキとしても努力しなくてはならない」と語らせる上手さ。
6話 決戦!怪獣対マット
ムードメーカー不在なうえになんかいつもギスギスしてんなマット。と思ったら、ウルトラマンは負けるわ、兵器での東京壊滅を作戦失敗の天秤にかける展開になるわ、マット総出で最終決戦に挑むことになるわ、なんかもう最終回みたいなテンション。まだ6話やぞ。ハードモードすぎるやろ。
その事態を招いたのがゼットンとかパンドンみたいな一目でわかる強豪ではなく、控えめに見ても強そうに見えないエビと捕食者のコンビなのもすごいチョイス。
OPのかっこ良さといい、さてはこのシリーズ面白いな?
14話 二大怪獣の恐怖 東京大竜巻
事象を起こすためだけの舞台装置みたいな怪獣ばかり出てきてちょっと食傷気味なタイミングで出てくるエピソード。生態と事件が関連していて面白い。
18話 ウルトラセブン参上
うおぉ!セブン!
にも関わらず別に行く必要ない太陽から助けてポンとアイテム渡すだけの雑なパワーアップイベントにされててなんかがっかりしましたが、先代の十八番の切断技を伝授されるイベントと捉えたら、なかなかのエモイベント。
19話 宇宙から来た透明大怪獣
人間らしく悩んだり諦めかけたり
「勝ったぞ」
21話 怪獣チャンネル
都市伝説みたいな導入。
夕焼けの街での決戦、ビーコンのデザイン、深夜テレビの概念がなかった時代だからこその怪奇現象、○
22話 この怪獣は俺が殺る
なんやこのサブタイ!?
24話 戦慄!マンション怪獣誕生
(前)マンション怪獣!?
↓
(後)マンション怪獣やな
「♪帰ってきたぞ♪帰ってきたぞ」(帰宅)
27話 この一発で地獄へ行け!
シナリオ書いてる人がノリにノリながら書き、上がりきったテンションのままでエンドマーク代わりに「デリャァァーッ!!!」って感じに付けたであろうタイトル。
実在のキックの鬼を出したり、戦闘と格闘技の試合をリンクさせたり、熱い男の友情を描いたりとなかなかの良回。だからこそなんだこのタイトル!?
29話 次郎くん怪獣に乗る
宇宙ステーションを背負ったヤドカリ。ひさしぶりにナイスデザインな怪獣が出てきて嬉しい回でした。
30話 呪いの骨神オクスター
しきたりとかルールに反した者を厳しく罰する怪物が出てくる民俗学ホラー回。
外部から人が未開の地に踏み込んだ結果、守り神を倒して湖を干上がらせたうえに信仰の要である神社も雨で洗い流してしまう。「郷に入れば郷に従え」ではなく「目的のためには手段を選ばず」。なんかすごい苦い終わり方の良回。
31話 天使と悪魔の間に
「天使を夢見させてはいかんよ」
「間に」とは言うが、天使である子供に化ける侵略宇宙人って配分としては天使1 悪魔9くらいの割合の気がする。シリーズ通して証言が周囲の人に信じられないケースは多いですが、こんな狡猾なやつはドン引きだぜ。
かと思いきや天使と悪魔の間に居た隊長の話だった。父親として逃げずに事実を知らせる。この人も本当に強い人だな。
隊員を上から撮ったり、少年の顔をアップで不気味に撮ったりと面白いカットも多い。俗に言う神回ですよね。
33話 怪獣使いと少年
聞きしに勝る問題作でした。
なんかひたすらにやるせない話
34話 ゆるされざるいのち
前の話からこのサブタイだと警戒するて。
郷さんは交友関係が見えるのがいいよな
35話 残酷!光怪獣プリズ魔
うおッ目に悪い!
オブジェとスーツアクターと特殊効果だけで作られた、まさしく特撮作品。
37 38話
ウルトラマン夕日に死す
ウルトラの星光る時
当時の役者とテーマ曲流すて。いやそんなんテンション上がるやろ
地球いただきます
ヤメタランスって今作の怪獣やったんや。タロウか思てた。小さいころ読んだ怪獣図鑑で強烈な存在感を放ってた奴だったので覚えてましたが、なんか被害者みたいな立ち位置やったんすねぇ。
最終話 ウルトラ5つの誓い
ゼットンが出ると聞いて期待してましたが、なんやこのプニプニむちむちのゼットンは!?かわいいね💕これはこれでいいね💕
当たり外れのデカいシリーズだった気がしますが、これも楽しかった。