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トゥー・オールド・トゥー・ダイ・ヤングのものレビュー・感想・評価

4.4
ウヒョー!最高!
超低速パン、ヴィヴィッドなネオンカラー、ズームインズームアウト相変わらずレフン節健在。
予告見た限りだと、演出は今のままに『プッシャー』の時のレフン作品が見れるのかなと思ってたけど本編見てみたら完全に『ドライブ』以降の作品。マザコン要素とかバイオレンス描写のバランスとかだと『オンリーゴッド』に1番近い。
チェリーパイとかバーでのバンド演奏とかリンチ大好きレフンがツインピークスリターン意識してんのかなと思う点が少々あり。
オリジナルドラマってなると本当に監督の好き勝手出来るしここに来てレフンの作家性が完成されたなって感じがした。
ただ、全部が全部ただ綺麗な映像を編集で並べられただけじゃなくて、興味深い演出もたくさんあって、5話のカーチェイスシーンとかお、ドライブ以降のカーチェイス演出ある?って思ったらまさかの顔アップのオーバーラップで時間経過演出とアクション演出するしカット変わったら朝のロングショットでどんだけ追いかけっこしてんねん笑ってほんで前の車が丁度画面真ん中に来た位で後続車が現れるっていう映像的な面白さも『オンリーゴッド』とか『ネオンデーモン』には無かった所で嬉しい。
8話のロケーションの美しい海での超ロングショットからのゆっくりとしたズームアウト→ピン送りも凄い綺麗で、その後にあのショッキングなシーン。これも『ドライブ』のエレベーターシーンよりも好きやった。
後、クリフマルティネスの劇盤もちょっとビックリするレベルで良くなっててけどあくまでもアンダースコアとしてミュージックビデオ的な演出してないし。
過去の映像見せたりナレーション入れたり編集でごちゃごちゃさせたりっていう小賢しい演出が一切ないのも最高やった。劇場の大きいスクリーンで観たかったな。
イメージカットは割と多めやったけど。
個人的にラスト2話は結構不満。キャラクターの成長と葛藤の昇華のさせ方が映像含めてつまらんかった。やから全然シーズン2作ってくれていいよニコラスさん!

メモ
・1話 低速パン カッティング
・2話 低速トラックショット
・3話 ジャンプカット
・4話 360°パン 無音演出
・5話 オーバーラップ