『トゥルー・ディテクティブ』シリーズとしてではなく、ひとつのミステリードラマとしてお粗末だった。
視聴者は最初に提示された謎の真相を知りたいのに、3話以降その謎はそっちのけで、過去の事件や主役ふたりの家族の話がメインに描かれる。
刑事ドラマの醍醐味である、地道な捜査で真相に肉薄していく過程がすごく薄味。
オカルト要素も、太陽が昇らない極夜って舞台も、ミステリーの良さを引き立てることなく、むしろ足を引っ張ってる要素になってた。で、そのままフワッと終わってしまった。
ジョディ・フォスターの演技と華でなんとか最終話まで観れた。