陽の上らない極夜を迎えたアラスカのエニスにある施設で、研究員たちが謎の失踪を遂げた。確執のあるダンヴァースとナヴァロ、2人の女性警官が捜査に当たるが、過去の未解決殺人事件と繋がっていく。
ジョディ・フォスターが刑事役で主演のドラマという時点で、見ないという選択肢はない。配信を心待ちにしていた。
結論から言って、ファーストシーズンの次に良かったんじゃなかろうか。
男勝り過ぎる女性のバディものとしても新鮮な見応えがあったし、死体の描写はグロ映画を見慣れた私ですら「おっっっ！！！」となるほどインパクトがあった。
中でも凄いのは、人格に難ありな署長ダンヴァース役のジョディ・フォスターが時折見せる思いやりや気遣いの演技が、繊細すぎて完全に感情を持っていかれる点。やっぱりレベチな女優だと実感。しかも自然な歳の重ね方がホント美しい。
オカルト的要素が強く全ての謎がクリアになる訳ではないので消化不良気味という側面は確かにあるが、極夜の続く極寒のアラスカならそんなこともありそうだと納得してしまう。
ダンヴァースの部下ピートの存在もとてもよかった。有能なのに小さなコミュニティでの生活を余儀なくされ、実の父（無能）と同じ職場で働かなければいけない苦悩たるや、想像に難くない。
ファーストシーズンに繋がるポイントもあるので、もう一度見直そうかな。
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