幼馴染の二人が織りなすラブコメディ。出版社を背景に、シングルマザーのキャリア復活、再就職の問題、本が遺した父子の絆などを描く。恋の話は主要二人に絡む二人と、そのほか離婚したばかりの職場結婚の夫婦、未練たっぷりの元夫とバリキャリだが子供の病気などで仕事を諦めざる得ないストレスを抱える元妻が同じ会社にいるなど。
仕事の場面はリアリティのある内容でうなづけたが、シングルマザーの子供と対話する場面は一度しか描かれず、そこは取ってつけた感じで説得力がなかった。母親としての描き方は浅い。シングルマザーでアラフォーでも、恋はしていいと思うが、せっかくそういうキャラクターにしたのなら、もう少し深みを出せなかったのかなとも思う。実際、ヒロインを演じたイ・ナヨンもお母さんだし（ウォンビンの妻！）。
アラフォーには夢があるドラマだけど、イ・ジョンソクにあまりハマらず、これがチ・チャンウクやイ・ミンホが編集長役だったらどハマりしたかもなあと思ったりした。
タイトルは内容とシンクロしていない。
