眼鏡の上にも三年

太平記の眼鏡の上にも三年のレビュー・感想・評価

太平記(1991年製作のドラマ)
4.5
悪役は憎々しく、悪役でなくても人間のいじらしさや揺らぎが演技で熱く語られていて、こちらの感情も大いに揺さぶられて、一話一話に体力を使う。
尊氏が初めて会う後醍醐天皇の高貴さと、晩年の後醍醐天皇のある種の人間くささの差の演じ分け等の若いとき、老年期と各俳優の演技に惚れ惚れする。