久しぶりに「ツイン・ピークス」を観たくなり、
検索したらまさかの最新版があったなんて…！！
2017年…！！
ローラの「25年後に会いましょう」を実現してる！！
と、いうわけであわててTVシリーズと映画版の
復習してから挑みました。
やはり、気になるのは往年の登場人物で同窓会の
ようにどんどん懐かしい面々が出てきて嬉しかった。
結構な年数が経っているのでこれだけのキャストが
集ったのはすごいこと。
自然に年齢を重ねて演じている俳優さん達はすごい。
ボビーが保安官になってたのが1番の感動…！
あとアンディとルーシーの息子もちゃんと登場して
嬉しかった。
ハリーとドナは出番がなかったのはやっぱり
さびしかったですね。
TVシリーズでローラ事件が収束してからは
クーパーにフォーカスされていくストーリーに
なっていて本作はさらにクーパーにがっつり。
悪いクーパー（ボブ憑依中）とクーパーが
ブラックロッジから紆余曲折あってダギーという
瓜二つの別人に憑依するも正気じゃない…！
という2人のクーパーをひたすら見守るのが主軸。
好奇心旺盛、公明正大でハキハキしたクーパーから
かけ離れてるので視聴者としてはハラハラドキドキが
止まらないんですよね。
あとクーパーってわりと頭脳労働が多かったので
アクションのイメージ薄かったけど、FBIらしい
迅速な動きや鍛え続けている体はさすがと
思わせてくれました。
個人的にはアルバートさんも出番多くて嬉しかった。
ゴードンもあいかわらず、いい味出してる。
あとデニースもまた出ると思わなかったので
嬉しい誤算！
「FBIの総称がいいわよね」って言っててXファイル
ファンとしても万感の思いが募りましたよ。
レコーダーの相手であるダイアンが登場したものの
いけ好かない女でイライラ…。みんなが気になってる
存在だからストレスのない人物がよかったな。
デヴィッド・リンチの夢の中に放り出されたような
映像が続くエピソードもあり、わけがわからない(笑)
「イレイザー・ヘッド」観た時の感覚に近い。
リンチワールド全開。
ファンの喜びポイントとしては
・ダギーだったクーパーが昏睡から完全復活
・ツイン・ピークス保安官事務所でのみんなとの再会
・本編で会うことはなかったローラとの対面
現在のローラが登場した時は「わー」って声が(笑)
終わり方があっけないというか、視聴者が望むシーンに
ならず、誰しも「これで終わり…？？」みたいな
呆然とする感じ。
「ツイン・ピークス」をたたむというよりは
円環の物語だよと暗に示してるのかな？
でもおそらく、続きはないだろうと思わせるラスト。
キーポイントになりそうなシーンは必死に見たけど
理解しきれずにもやもやしてレビューブログ読んで
少し落ち着いた感じです。
往年の「ツイン・ピークス」ファンには懐かしの
登場人物が出てきて感動できると思うので
是非おすすめします！
