『牡丹灯籠』がこんなに壮大な物語とは知らなかった(これでもまだ省かれてる部分もあるらしいが)。
底知れぬ人の情念がうずまくこの世では、幽霊のお露さえ霞んでしまう恐ろしさ。終わりなき因果応報、孝助は見事断ち切ることができたのか。鳥が舞う空を見上げて最後に見せたあの笑みはなんだったのか。
劇中、不安げに鳴る弦楽器(三味線?琵琶?)が効果的だった。エンディングの音楽も物悲しくてこのドラマに合っている。キャスティングも填まっていた。
た。できれば回数をもう少し多くして欲しかったと思うけど、こういう怪談話が見たかったので、概ね満足。ありがとうございました。