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プラージュ ~訳ありばかりのシェアハウス~のぴあのレビュー・感想・評価

3.5
2020.8.26 記録

作業ついでに見始めたら続きが気になり一気見していました。

訳もわからず覚せい剤を使用してしまった主人公の貴生が自分の罪を重く感じることのないままシェアハウス・プラージュで暮らし始め、シェアハウスの仲間の過去に首を突っ込み相談に乗りつつ、自分の過去や考え方などとも向き合いながら成長していくお話。
簡単に説明すればこんなところ。

正直なところこのドラマを見たところで、犯罪者に対しての偏見というものは簡単に抜けるわけではありません。
しかし自分は罪を犯すことはないだろうと思っていても、このドラマに出てくる住人たちのように予期せぬところからそうなってしまった人もいると思うし、その後にしっかりと自分の罪と向き合い反省して更生する人もいるのだなと再認識しました。

法に従って罪を償ったとしても社会からの受け入れがなかなか難しい"訳あり"の人を、優しく受け入れるオーナーの潤子さんの「人を信じる気持ち」にも心動かされました。
プラージュのような心落ち着く場所やオーナーのように自分のことを信じてくれる人の存在は再犯防止に大いに繋がるのだろうなと。
そして犯罪者という枠だけでなく、人はそういう環境があれば罪を犯すことなく穏やかに暮らしていけるんだろうなと。
1話から5話を通して見て、色々な部分で人の愛のようなものを感じてしみじみ思いました。
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