今時テレビとかでやってる超不自然で無駄にクサいセリフだらけの恋愛ドラマとかよりは断然こっちの方が好きかな。昔も今もタブーな内容で、教師と生徒の世間から非難されるような関係ではあるけど主人公の2人がなんだか本当に切なかった。『中学聖日記』も観たけど印象は全然違う。教師と生徒の禁断の関係もそうだけど、レイプに、近親相姦、同性愛、色んな社会問題が描かれてて、単なる恋愛ドラマよりは結構ヘビーな話だった。今の時代、こういうドラマはテレビとかではあまり観られないと思う。
先生が不器用で鈍感なのはいいとして、すごい周りに流されやすかったな。途中しっかりしろよとも思ったけど、それはそれでこのドラマの良さかもしれない。先生が言ってた「愛と呼ぶにはまだ僕たちはあまりにも幼すぎたんだ」観ていてその通りなんだろうなと思った。繭は先生との関係を隠す気がなさすぎて笑った。これをピュアというのかただ幼いのかは分からなかった。繭ならまだいくらでもやり直しがきくけど先生はそうはいかないからな…
色んな説があるあの終わり方も謎めいていて好き。個人的にはやっぱり心中だと思う。
体育の先生みんなに嫌われてるけど、何気にどの先生よりも生徒思いで熱い。
この時代の古い歌結構好きだったりする。
「ぼくたちの失敗」「G線上にひとり」聴いてて落ち着くいい歌だと思う。
