ホワイト犬

三国志〜司馬懿 軍師連盟〜 第一部のホワイト犬のレビュー・感想・評価

4.7
名作!
司馬懿の睨みの演技いいね!

歴史に残っている戦いも、誰を主役とするかでこんなにも変わる 面白い。

作中、印象に残った詩。

「七歩詩」

豆を煮て持て羹あつものと作なし

鼓しを漉こして以て汁と為す

萁まめがらは釜下ふかに在りて燃え

豆は釜中ふちゅうに在りて泣く

本もと同根どうこんより生ずるに

相あひ煎にること何ぞ太はなはだ急なると


(七歩詩通釈:
魏の文帝(曹丕)はある時、東阿王(曹植)に七歩歩く間に詩を作れと命じ、もし出来なかったら極刑に処するといった。東阿王はそういわれてすぐに詩をつくった。「豆を煮て羮(あつもの)とし、豉(みそ)を濾して汁とする。萁(まめがら)は釜の下で燃え、豆は釜の中で泣いている。本は同じ根から生まれたものを、どうしてそんなに煎りつける」と。文帝は深くはじる様子があった。

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