いわゆる“じゃない方“の2人が主演ってことで、配信ドラマならではのチャレンジだな〜と期待して鑑賞。
初回からそこをメタ的に弄るので、どういう着地になるかワクワクしたものの、結局のところ「彼らならでは」とか「彼らだからこそ」の部分が薄かったのが残念でした。
ゆえに物語としての深みも感じられずMCUとしては凡庸な出来だったなっていうのが率直な感想。
例えばスパイダーマンの「親愛なる隣人」としてのキャラ立ちのようなものが本作で2人にも新たに確立されていくのかなと期待してたけど、良くも悪くも観終わった後に彼らに対する印象の変化は感じられなかった。
ここは良かったなと思えたのは、「人類はやっと同じ困難を共有している」っていうファルコンの台詞で。
これはサノスの指パッチン🤌のことを言っているわけだけど、こちらの世界のコロナ禍とリンクする台詞となっていて意義ある台詞を残してくれたなぁと思った。
（製作時期的に偶然か狙った台詞か微妙だけど、どちらにせよです）
