絢爛たる一族 ~華と乱~の38の情報・感想・評価

エピソード38
第38話
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あらすじ
文化による繁栄こそが麗江を支える――徐霞客(じょ・かかく)は、木増(ぼく・ぞう)にそう助言した。己の進むべき道を確信した木増は、さっそく秘宝と呼ばれる経典・大蔵経を借りるため、チンワ・タクツェ宮の高僧(?)を紹介してほしいとドルツェ大師に依頼した。大蔵経を板刻し、世に広めようというのだ。木増の思いをくみ取り、チンワ・タクツェ宮へ増の意志を伝えにいくと約束した大師だったが、急に深刻な表情になり、こう切り出した。「ここ数日、阿勒邱(あろくきゅう)殿の体調が優れぬゆえ脈を診ました」…。