リュ・シウンがキリッとした正義感のある主人公を演じていてキュンとしたのも束の間、すぐにメソメソ泣くのが気になり出し、途中からは童顔にひげ面で、どんどん魅力が低下してしまった。
おかげで、逆恨みと野心に燃える兄上を演じたチュ・サンウクに、だんだん肩入れしたくなり。
しかし肝心のヒロインが思慮も浅く、兄弟揃って執着するほどの魅力が感じられないのが残念。
癖なのか知らないけれど、ちょいちょい「しめしめ」な企み顔になるので、不幸なことが起こっても余り悲痛さが伝わらなかった。
「類は友を呼ぶ」で、女友達もろくでも無く、「女の友情はハムより薄い」を体現していた。