ボギーパパ

チェルノブイリのボギーパパのレビュー・感想・評価

チェルノブイリ(2019年製作のドラマ)
4.3
関係各方面から称賛の声多数。重い腰を上げて鑑賞。

各回1時間程度×5回のドラマだが、
これは5時間超の「映画」だ。HBO恐るべし。

コロナ禍の中、映画館休業中でもあり、たいへんありがたく鑑賞できた。

その休業前公開された原発事故モノでもある『Fukushima 50』と好対照の作品。Fukushimaが原発勤務者礼賛?なのに対して、こちらはある意味如何に事故当時のオペレーション責任者が酷いかから始まる。こりゃ、ひどいぞ。また国も酷いぞ。とにかく酷いづくしの中で「科学」が真実を追求する。そして反面、合理が不条理に飲み込まれる。最後は哲学・・・大きな波の様な作品です。

科学者と政治局員の友情の芽生えや、女性科学者の真実の追及が見どころか。

いずれにしても目に見えない恐怖を、実際に見せつつ、更に隠して恐怖を増幅させもしている力作。コロナVにも通ずる話。結局人間が一番怖いから・・・という結論になってしまうが、原発は選べる事象だからね。選べば良いのよ、止める事を。