原作者鈴木健夫氏の体験談を反映しているだけあり、痴漢逮捕後の経過がリアル。たとえ最終的に無罪を勝ち取っても、一度疑われたら多くを失ってしまう。何より人生の貴重な時間が奪われる。

また、良かれと思ってやったことが人を貶めてしまう危険も描かれている。ならば常に無関心を貫くべきかというと難しい所である。“The Wrong Man”を想起させた。

逆恨みは本当に恐ろしい。
でも信じてくれる人の存在は何よりも有り難い。あんなに温かく出迎えられたら泣いてしまう。

ただ、三沢先生は倉田の人相を知らないはずなんだけどなぁ🙄
染谷 将太さんが子役出演している。

後半はサスペンス。

予想していたストーリーとは違ったけれど、一度目の視聴ではそれなりに楽しめそうな話。