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今際の国のアリスのBOONEのレビュー・感想・評価

今際の国のアリス(2020年製作のドラマ)
1.5
話題になっているし、高評価も多い感じだったので視聴。
こ、これは、酷い。

※酷評なので、このドラマが好きな方は私のレビューは読まない方が良いです。

1エピソード目で3人しかいない渋谷のシーンは、あまり合成感無くて良かったが、良かったのはそれぐらい。
久々に途中で断念(エピソード5の後半で離脱)

お金かけてるんだろうけど、何故か安っぽく見えてしまう。実写よりアニメの方がまだ説得力あったのではないだろうか。

オーバーな演技や寒い演出、変なシナリオが見ていて気持ち悪い。
そもそも原作漫画の問題かも。デスゲーム系、全然好きじゃないからなぁ。

拒否反応が出てしまった所は、具体的には下記。

① 渋谷の打ち上げ花火?がチープ過ぎ

②エピソード3。友人が全員死んで泣き崩れる主人公。このシーンがまぁ冗長で。泣き方も大袈裟で延々と甲高い声でギャーギャー泣くから見れたものではない。

③全体的に説明の為の説明セリフが多く不自然。死ぬかもしれない瀬戸際で、皆まぁよく喋る。ここはしゃべり場か?死ぬかもしれない瀬戸際で、謎解きや攻撃方法等も全部丁寧に説明してくれます。

④登場人物がかっこつけ過ぎ。俺カッコいいだろ?とか、私謎めいてるでしょ?とでも言いたげなナルシスティックな演技、演出が見てて痛い。気持ち悪い。
死ぬ間際でも、「お前と過ごせてよかったぜっ!(キランッ)」とばかりに思い出話をはじめ、泣かせる為の音楽が過剰に流れる。こう言う寒い演出嫌いです。渋谷のスクランブル交差点で若いって最高とばかりに肩車で叫びまくってましたけど、現実にいたら、相当痛い存在だ。そんな演技、演出ばっかりです。

⑤登場人物、大体心情吐露し過ぎ。説明じみた自己陶酔型心情吐露が沢山繰り出されます。いきなり自分語りが始まるのも寒い。誰も聞いてないし。

⑥殺害シーンも全くグロくない。血が飛び散って大勢死にますが、頭が砕け散ったりとかグロい描き方は全くない。死を娯楽として扱う作品なのに。皆割と綺麗にすぐ死にます。そこは、グロをきちんと描かないと。

⑦”ビーチ”とか言うカルトの様な施設が出てくるものの、全員チャラいし、演技が仰々しい。喋り方もイチイチ誰かのモノマネでもしている様。とてつもなく痛々しいモノマネ大会の様な学芸会の様なナルシスティックな演技合戦に辟易。寒気がする。

ここで、もう見続けられなくなって、断念。
最後まで見続ける気力が失せました。
ご法度だか、原作漫画のエンディングのネタバレをネットで調べ、あまりの酷いオチに愕然。そんなオチだったら、見続けても時間の無駄。離脱しても後悔なし。

散々酷評してすみません。
最初の渋谷のシーンだけ見れれば良いかな。渋谷のシーンは良かったので星1.5
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