「スパイダーバース」ならぬ「ロキバース」でしたね。
MCUドラマの中で1番期待していたのですが若干期待外れでした。
盛り上がりと説明を繰り返すような作品で最後が説明で終わってしまった感があります。
単品というより今作でMCUフェイズ4は本格的にマルチユニバース展開しますよという宣言というかブリッジ的な作品でした。
ロキがイタズラや裏切りの神でなく孤独の神だったというような描写にグッときました。
そうしてようやく見つけた愛すべき存在が自分の変異体だったというのも哀しさと自己愛あふれるロキらしさがあって良かったですね。
女性版ロキであるシルヴィが良かったです。
大物ぶって登場した次の回には早速ポンコツ可愛いみたいなキャラになるところが流石ロキです。
メビウス役がオーウェン・ウィルソンだと最初全然気づかなかったです。
多元世界のロキが大集合する回が最高に上がりました。
舐めてた子供ロキに「それでお前は何をしたロキなんだ?」と聞いて「ソーを倒したロキだ。」と言われてビビるトム・ヒドルストンがキュートでした。
「エンドゲーム」でインフレが極まったかと思いましたがさらに上のインフィニティガントレットをおもちゃ扱いしてロキがサノスを倒した世界に描き変えようか言ってのける征服者カーンが「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」に先駆けて登場しました。
正確には別人でしょうけれど彼がこれからのMCUのボスヴィランになるんでしょうかね。
そしてまさかのシーズン2突入に嬉しさと一抹の不安が……
次のディズニー+の配信MCUドラマはアニメの「ホワットイフ」でしょうか。
その次に「ミズ・マーベル」と「ホークアイ」までが今年中に見られますかね。