一気に全部見てしまった・・。"人生のピーク"を生きているはずの高校生たち、それぞれの過去と現在それぞれの闇、不安と愛に関して。ドラッグはあくまで回避でしかなく、結局不安とは一生過ごしていけないというか。なんというか、世の中の闇を全部詰め込んだみたいなドラマだった・・。躁鬱、DV、シスコン、ジェンダー、ポルノ写真の流出、郊外の小さな町中でのカースト、親のアルコール中毒、離婚、トラウマ、脅迫、犯罪等々。辛い。自分だってそれなりに辛い10代を生きてきたと思っていたけど、ここまでだったかなあと思うほどに真っ暗闇だった。こんなにベッドシーンが多いのに、ムラムラする隙さえ与えさせてもらえなかったww
後はなんと言っても映像とか構成がずっと目新しく、そして丁寧に繋いでいるのが、見ていて最高な気分だった。既視感のあるようなシーンを更に昇華させて、現代らしい映像になってたのがこのドラマの人気の理由だと感じた。劇中に映画が流れる映画が個人的に好きなんだけど、このドラマ中6本くらい出てきて、その点でも"さすがはA24だなあ"と思わざるを得なかった。最終話の終わらせ方も面白かった。
しかしまあ・・かなり多い登場人物の中でも、まともなのはイーサンとレクシーくらいだなww
