良かった~。なんか最終回の後半はずっとポロポロ泣いてた..
学園ものだけど、よくあるワチャワチャした感じではなく、18歳ならではの苦悩や心の葛藤、そして少しずつ大人へと成長していく姿を、ゆったりとしたテンポ感で丁寧に描いたヒューマンドラマで、とても見応えがあった。
主役の2人がとにかく良い子で。2人で支え合いながら成長していく姿がとても可愛らしくて愛おしかった。
あとすごく良かったのがオ・ハンビョル先生。親からの圧力に屈せず、いつも生徒のことを第一に考える姿勢が本当に素敵だった。
学園もので先生の目線や成長が丁寧に描かれていることはあまりないので、新鮮だったし面白かった。
そしてもう1人とっても好きだったのがジュヌオンマ。少女のような雰囲気なのに、しっかり芯が通っていて強い部分もあって、本当に素敵な女性だった。
1話からずっと、親から支配されて物のように扱われる子供達の苦しみを一緒に味わいながら観ていたから、後半でジュヌオンマが言った
"私は息子の気持ちを尊重します
あの子の気持ちは、私にとって
何よりも大切なものです" という言葉がものすごく胸に響いて、自然と涙が溢れた。
あまりにも親の支配が強くて観ているのが苦しい時もあったけど、最後まで観て本当に良かった。(ラストはもう少し長かったら嬉しかったな~)
"学園もの"で片づけてはいけない、良作だったと思う。