ほんわかグルメかと思いきや、ほんわかした世界観のなかで市原隼人の狂気が爆発するギャグドラマだった。
甘利田と神野の給食のやりとりは他の生徒には見えてないようで、2人だけの世界が展開。このファンタジー要素がいい。
給食前にみんなで歌う校歌にノリノリの甘利田。特に、「今回は神野に勝てる！」と思ってテンションが上がりまくって笑顔で肩をグルグル回してる姿なんて頭から離れない。
市原隼人がこれ以上の当たり役と出会わなかったら、僕の中で何歳になろうが肩をグルグル回した姿のままだ。それも一興。
甘利田と神野の間の信頼関係というかリスペクトが表面化したあたりからは感動するシーンもあったりで、ほんとおもしろかった。
あ、あと、給食マンセーになりすぎることなく甘利田が「酢豚にパイナップル」について違和感を表明したところのバランス感覚もよかった。
