X-ファイル シーズン7の8の情報・感想・評価

エピソード08
偉大なるマリーニ
拍手:2回
あらすじ
サンタモニカの遊園地で売れないマジシャン、マリーニがマジックを披露していた。しかし、マジックをやるたびに観衆の一人が彼の芸は大したことがないと、野次を飛ばす。そのためマリーニは今までに3度しか披露したことのないマジックに挑む!
コメント2件
HalloweenGirl

HalloweenGirl

🎭《感想》The Amazing Maleeni ──嘘とトリックでできた芸術的な犯罪劇 このエピソードは一見するとただのマジシャンのトリックに見える。 でも観終わった後、胸に残るのは「トリックを仕掛けることの美しさ」と「死体を使った狂気」の両方。 つまり、美と狂気が手を取り合った、最悪で最高のショーだった。 🃏 モルダーもスカリーも“観客”だった 普段は謎を解く側の2人なのに、 今回は彼らですら仕掛けられた“マジックの一部”になっていた。 FBIをわざと巻き込ませて、 指紋とバッジ番号を盗ませ、 最後まで観客の目線を誘導させる── つまりこの事件、FBIすらも舞台装置として組み込まれた壮大なイリュージョンだった。 スカリーが最後に言う「Magic.」という一言は、 怒りでも疑問でもなく──呆れながらも「見事だった」と認めるような感心のニュアンスだった。 💀 でもやっぱり…兄の死体を使うのは引く!!笑 演出としては天才的でも、やってることは完全にサイコ。 マジックのために兄の遺体を冷凍し、首を落として“死のトリック”に仕立てるとか… 芸術に狂気を入れすぎた瞬間、それはもう「魔法」じゃなく「呪い」になる。 🎩 このエピソードが特別な理由 モンスターもUFOも出てこない。 でも「奇妙さ」はしっかり残されている。 現実のマジックを使って、フィクションの境界線をぼかしてくる。 それでも最後にはちゃんと「X-Filesだった」と思わせてくれる!
tai

tai

マジック 首回転術 めくらまし モルディーニ さすがモルダー