X-ファイル シーズン7の12の情報・感想・評価

エピソード12
X-コップス
拍手:2回
あらすじ
ロサンゼルス郊外の住宅地をパトロールする警官たちの一夜を、ドキュメンタリー番組の制作クルーが密着取材している。だが捕まったのは、モンスターの目撃情報をもとに捜査していたモルダーとスカリーだった!!
コメント2件
HalloweenGirl

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サマンサの真実を突きつけられた直後に、コレ!?ふざけるなって気持ちがまだ収まらない! 前回「Closure」でモルダーが妹サマンサの死を受け入れたあの瞬間。長年の旅路に幕を下ろすような、魂の一部がちぎれたような、そんな重すぎるエンディングだった。 でもその直後に放送されたこの「X-Cops」は、まさかのリアリティ番組パロディ風コメディ。 いや、わかってる。これはこれでユニークで、笑えるし、演出も天才的。フレディ・クルーガーが恐怖の象徴として出てくるとか、面白すぎ! でも……タイミング!!!!!! こっちはサマンサの喪失で心をえぐられて、悲しい後に放心状態なんだよ! それを、「はい次の回はふざけた回で〜す🎥」って切り替えられても、感情が追いつかない。 なんなら、「サマンサの件は終わったからもう忘れて」って製作側に押しつけられてるような嫌な感覚すらあった。 ふざけるなよ!!!!! それにしてもこのエピソード、「恐怖が実体化する」というコンセプトが本当に秀逸。 とくにフレディ・クルーガーのくだりは最高だった! モルダーがスケッチ見て「……フレディ・クルーガー?」とあきれるシーンは、爆笑!🤣 まさかXファイルでこいつに会えるとは。 あのおばちゃんの「わたしが見たのはあの人!」って本気で言ってるのも笑えるけど、人間の“恐怖心”がいかに強力なものかを描くには、これ以上ない象徴的なキャラだったと思う。 そしてリッキーやウェッツェル、チャンタラなどが“それぞれの恐怖”に襲われていく展開は、地味に怖い。 見えている者と見えていない者の温度差がすごい! 一見、単なるパロディやユーモア回に見えて、実は「人間の心の闇」や「恐怖の本質」を描いた、隠れた名作。
tai

tai

警察24時タッチの回 満月の夜 狼男 フレディ ハチ男 恐怖の伝染