あきっこ

死役所のあきっこのレビュー・感想・評価

死役所(2019年製作のドラマ)
3.8
死後の役所という設定に惹かれて原作未読だけど観賞。
生きるとは、死ぬとは、何が幸せなのか……色んなことを考えさせられるドラマだった。若くして急に未来を奪われる者もいれば、逆に奪う側の者もいる。メインが学生や子供の回は特に辛かった。
「死は平等に訪れる」なんて言葉があるけれど、全然平等じゃない、理不尽なものだよなと思う。良い殺し・悪い殺しなんて誰にも定義できないし、お互いに自分のエゴをぶつけ合っていくしかない。

放送時間に対してテーマが深すぎて、全体的に急ぎ足感は否めなかった。黒島結菜のキャラの存在意義が謎で、最終話で一瞬映るまで完全に存在を忘れてたレベル。あと、原作が完結してないので仕方ないけど肝心の主人公の物語が消化不良感すごい。
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