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心の傷を癒すということのおみののレビュー・感想・評価

心の傷を癒すということ(2020年製作のドラマ)
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中井久夫総特集からいまさらながら。解釈変更の先生。たんに提示提案ではなくて変更、言い切り、そこまでを自分の力でなすことの範囲として力を使ってくれる、先生。
用語としてはバルネラビリティらへん、なのだがそういうことを言ってここではこういうアプローチが有効だとか方法論的なことをしていたのではたぶんなく、何かを確立するための動きではたぶんなく、だからといって壊してしまうことではけっしてなく、人が、ここで、今日とそれから少し先くらいの近いうちに死んでしまわないために、言えることを考えて探して言おうとし続けて(それで言えたり言えなかったりして)いたというような、その様子のもつ効果を「癒し」と言ってみたりするというような、積み重ね自体がもつ何ががあるというような
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