一気に全41話を観た。
大河ドラマを最初から全部見たのは生まれて初めて。
主人公はもちろん様々な人間との出会い、運命が交差していく。悲しいのはどんどん登場人物が亡くなってしまうところ。
流れる大きな河、渦の中、私たちは逆らえない運命、人間は慶喜の言うとおり人それぞれ使命があるのかもしれない。まさしく大河だと思う。
吉沢亮くんの、魂が宿った栄一。橋本愛ちゃんの凛とした大和撫子のお千代。すっかりお二人のファンになった。堤真一はやっぱり素敵。なんか眼差しが暖かくて好きな俳優。草彅剛、小林薫、和久井映美、おにぃ、成一郎、大河ドラマってこんなに面白いとは知らなかった。見終わったら、出演された俳優さんみんな愛おしくなった。
渋沢栄一を恥ずかしながら、大河ドラマが始まるまで知らなかった。
論語と算盤を読み、日本にこんな考え方をする実業家がいたなんて知らなかったし、こういう人はいないのかと昔から思っていたので、渋沢栄一翁を知りたまらなく嬉しかった。
今週は渋沢栄一ゆかりの地をこれから旅する予定。まずは東京商工会議所、飛鳥公園、帝国ホテル、神社へ。
また今年は埼玉にも行きたいなぁ。
来年の東京江東区の自宅公開もとても楽しみだ。
1つ渋沢栄一翁の女性関係だけは納得いかない。それも時代とはいえ本妻も妾も辛かったと思う。ただ一面だけでは捉えられないのはわかっている。あれだけの功績を残した方なのであり、一般常識には当てはめられないとはいえ、引っかかるところではある。
今生きる私たちを世界を見て、渋沢栄一翁は何を思うのだろう。
