ペンちゃん

W -君と僕の世界-のペンちゃんのネタバレレビュー・内容・結末

W -君と僕の世界-(2016年製作のドラマ)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

漫画の中の人たちの自我の目覚めからの話だったので、どうしても偶然見つけたハルと比べてしまう。
ハルたちの話は作者がもっと絶対的な存在で、作品が終わるとキャラクターたちの時間も止まるので、ちょっと残酷でしたが、こちらでは、漫画の登場人物たちが自分の意思でストーリーを展開できたり、作品が終わってからも世界が続くので後味がよかったです。

ただ、悪役の設定にされたら、その設定で生きなければいけないって、考えたら辛すぎるけど、リアルな世界で生きてる私たちも、運命と言われる絶対的な、選択肢の限られた中で生きてる窮屈さは常々感じてるので、漫画と作者の関係と変わらないかもとか、思ってみたり。

にしても、カンチョルてば、後半は漫画と現実を自由に行き来してるし、普通に人間として生きていけるし、ファンタジーにもほどがある笑。
お話のその後では、普通に親友秘書の格闘技の試合応援に行ってそうだし。
憧れの漫画のキャラクターがリアルに出てきて恋愛できるって、最高じゃないですか笑?

繰り返し視聴してしまうほどの面白さはありませんでしたが、イジョンソクにはずれなしという格言?に違わず、ストーリーは面白かったです。
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